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  • 最終更新日:2023.06.26

YouTubeSEO対策の効果的な方法5選! 登録者を増やすSEO対策と分析におすすめのツールを徹底解説

YouTubeチャンネルを開設したはいいものの、再生数が全然伸びない。

そんな悩みをお持ちの方はYouTubeSEO対策をする必要があります。

YouTubeSEO対策を通して検索されるキーワードを中心にタイトルや概要欄を最適化し狙ったキーワードで上位表示されれば、自身のチャンネルや動画の視聴回数が向上します。

ここでは、YouTubeSEO対策のやり方を解説します。

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YouTubeSEOやり方①:動画コンテンツSEO対策

1.キーワード選定

キーワード選定において重視するべき点は関連ワードです。

例えば、「赤ちゃん」という検索ワードで、視聴者が「赤ちゃん」に関する何の情報を求めているのかを探るために、YouTubeの検索欄やラッコキーワードツールを用いてみます。

ラッコキーワードツールでは、検索ワードの「赤ちゃん」に付随してサジェストで多く検索されたキーワードを50音順に並べられています。

YouTubeの検索欄で「赤ちゃん」と入力して出てきた関連ワードを使うのも最適な方法です。

2.検索意図を分析する

ユーザーがなぜそのキーワードを検索したかの分析は重要です。

例えば「赤ちゃん 泣き止む」で検索しているユーザーは「赤ちゃんが泣き止む方法を知りたい」のではなく、「とにかく目の前の赤ちゃんを泣き止ませたい」はずです。

つまり、「赤ちゃん 泣き止む」というキーワードで動画を出す際は、その方法を解説する動画ではなく、赤ちゃんが泣き止む効果を取り入れた動画にすることが必要です。

3.競合チャンネルを調査する

キーワードを定めたら、そのキーワードで実際に検索をするなどして、上位を取っているチャンネルを調査します。

仮にそのキーワードで再生数が芳しくなかったり、誰も投稿していなさそうな場合はご自身が投稿してしまえば多くの再生数を取れるかのうせいがたかいでしょう。

もちろん、その検索ワードが全体的にどれぐらい検索されているのかが重要なので、マニアックすぎるワードで調査しても意味がありません。

「赤ちゃん」など、シンプルなワードで調査しましょう。

4.タイトルと見出しの構成を作る

動画を制作する前に、タイトルを決めておく必要があります。コツとしてはキーワードを中心に一目で内容が想像できるような物にすると良いでしょう。

5.E-A-Tを意識してライティングする

E-A-Tとは、Eは専門性(Expertise)、Aは権威性(Authoritativeness)、Tは信頼性(trustworthiness)を意味します

ポイントとしては情報量に富んだ上で、正確であること、それをだれが発信しているのかが明確に伝わるようにする必要があります。

視聴者満足と視聴維持率を意識して動画を制作する 

視聴維持率は、視聴者が動画にどれぐらい満足しているのかを表す指標として必ず確認しておきましょう。

視聴維持率が低い動画は、視聴者の離脱が早いため視聴者が求めていた内容と異なっていることになります。

検索ワードを会話や動画内に含める 

キーワードについて、動画内で触れていないと、視聴維持率に悪影響を及ぼします。テロップや会話の中でキーワードや関連ワードを出すことにより、視聴者が検索した意図に沿っていると思い離脱を防ぐことができます。

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YouTubeSEOやり方②:動画コンテンツの内部SEO対策 

タイトル設定

タイトル設定では、検索されやすいキーワードをできるだけ前のほうに配置し、視聴者の目につくよう心がけましょう。

タイトルの設定は動画をアップロードした際に表示される詳細欄の最上部で設定できます。

説明欄の設定

説明欄(概要欄)の設定もYouTubeSEOに関わる重要なポイントなのでしっかりと設定しましょう。

説明欄には動画の概要や投稿者のプロフィール、企業アカウントの場合は販売している商品のURLなどを貼るといいでしょう。

また、タイトルに含めなかったキーワードも説明欄に入れることで、タイトルのキーワードで拾いきれなかったユーザーの流入も見込めます。

タグの設置

タグを設定することで、自分の動画が他の動画の関連に乗りやすくなったり、検索で表示されやすくなる効果があります。

そのため、YouTubeSEO対策には必須です。

概要欄などを設定する詳細の欄にある「年齢制限 (詳細設定)」のすぐ下にある「すべて表示」をクリックすることで写真のようなタブが表示されます。

ここでは、重要度の高いワードから優先的に並べるようにしましょう。また、動画内で登場したアイテムの名前や商品名を入れることも有効です。

ハッシュタグ

先述したタグと違い、インプレッションの数に影響を与えるのがハッシュタグです。

設定方法は動画の概要欄で「#〇〇」と入力することでできます。注意点として、複数のハッシュタグを入力する場合はそれぞれのワードごとにスペースを空けるか、改行をする必要があります。

翻訳追加

「字幕を追加」の欄から動画で表示される自動翻訳を追加することができます。

目次の追加

概要欄にタイムスタンプを貼ることで、目次を追加することもできます。

サムネイルの選定

サムネイルは動画のクリック率に直結する最も重要な項目の一つです。これも動画の詳細から、概要欄の下にスクロールすると表示されます。

一番左の「サムネイルをアップロード」では、自身で制作したサムネイルを設定することができます。

それ以外にも、YouTube側が独自に選定した動画のスクリーンショットが表示されています。

カードを設定する

動画を見ている視聴者を自身の別の動画やチャンネル登録を促す際に便利なカードの機能も設定できます。

詳細で概要欄やタイトルなどを整理したのちに、「動画の要素」の欄で設定可能です。

カードというのは動画視聴中に表示される右上のインフォメーションのことです。終了画面を追加することで、動画の終わり際にYouTubeの画面上に別の動画やチャンネル登録を促す表示を設定できます。

タグにチャンネルIDを含める

チャンネル名とチャンネルIDをタグに含めることでYouTubeのアルゴリズム的にも良い効果があります。

YouTubeSEOやり方③:流入経路別(トラフィックソース)のSEO対策

視聴者がどういった経緯で自分の動画にたどり着いたのかを知ることは今後のタイトル設定や動画内容を考案するうえで大きな指標となります。

そこで注目する部分は流入経路別のアナリティクスになります。

動画のアナリティクスを開き「リーチ」の部分から、視聴者が自身の動画にたどり着く前に何をしていたのか大まかに把握することができます。

例えば、この動画の場合は関連動画やブラウジング機能から、全体の半数以上が流入していることがわかります。つまり、YouTubeに何かしらの理由でおすすめされた動画であるといえるでしょう。

全体的に流入の比重が高かった部分は具体的な詳細も目にしておく必要があります。例えば、検索からの流入が多かったら、どのワードで検索されていたのかを知り、次回以降の動画制作に取り入れることで、よりVSEO対策になることでしょう。

視聴者エンゲージメントを高め、ブラウジングからの流入を獲得

視聴者が動画に対し、高評価を押すなどといったアクションを起こすと、エンゲージメントがカウントされます。

エンゲージメントが加算されることでアルゴリズム的に良い評価を受け、より多くの視聴者をブラウジングで流入させることができます。

視聴維持率をあげる工夫し、動画の評価をあげる

視聴維持率が高い動画も同様に、視聴者の満足度が高い動画であると評価され、アルゴリズムで良い効果があります。

YouTubeユーザーと交流を図りコメントにいいね/返信をする

動画についたコメントに対し、いいねを押したり返信をすることで、視聴者とのコミュニケーションを図りましょう。

ユーザーとの交流が多いチャンネルはそれだけ良い評価を受けます。

動画のシェアを促す

TwitterやInstagramなどで動画が共有されることでも、YouTubeのアルゴリズムに良い影響を与えます。動画内でコメントや高評価と同時に視聴者に促しましょう。

 

自社のチャンネルIDを挿入し自社回遊

動画内に自社チャンネルのIDを含めておくことで関連動画に自身の動画を表示させやすくできます。自身の動画を連続して視聴させることができればアルゴリズムの評価も上がります。

競合動画が入れているタグやキーワードを挿入

同じキーワードで上位表示されている他社の動画を分析し、同じタグを含めることでその動画の関連に表示させる方法も有効な手段です

  

YouTube機能を活用して再生リストからの流入を獲得

視聴者が動画を再生リストで再生した場合、動画が終了した際、その再生リストの次の動画が自動で再生されるため、あらかじめ再生リストを作成しておくことで自社回遊を増やすことができます。

再生リストを作成

YouTube studioの左にあるメニューバーから、「再生リスト」を選択します。

画面の右上に表示されている「新しい再生リスト」を選択すると以下のような表示が出てきます。

再生リストのタイトルを設定したら「作成」をクリックすると新しく再生リストを作成することができます。

SNS拡散/オウンドメディアでYouTube外部からの流入を獲得

動画を投稿した際には、自身のSNSアカウントや自社サイトなどでリンクを共有し、YouTube外部からの流入も狙いましょう。方法としては以下のやり方が主でしょう。

・tiktok/ブログ/サイト

・オウンドメディアへの埋め込み

YouTube SEOやり方④:エンゲージメント対策

動画を見た視聴者にアクションを促すためにエンゲージメント対策をすることで、高評価や登録者数が向上します。

ここでは主なエンゲージメント対策のやり方を紹介します。

透かしでチャンネル登録へ誘導

動画の右下にチャンネルロゴの透かしなどを入れておくことで、視聴者にチャンネル登録を促し、エンゲージメントにつながります。設定の仕方は「カスタマイズ」から、「ブランディング」のタブを開くと表示されます。

また、動画の中で直接高評価や拡散を促す呼びかけも非常に効果的といえるでしょう。促す内容として、主に以下の3つがあげられます。

高評価を促す

コメントを促す

共有を促す

YouTubeSEOやり方⑤:YouTubeアナリティクスでの分析と改善

動画を投稿したら、必ずアナリティクス分析をしましょう。アナリティクスを分析し、改善点や良かった点を洗い出すことで今後の投稿でより正確な上位表示を狙えます。

ここでは主なアナリティクス分析の方法を紹介します。

動画の投稿結果をチェック

動画のアナリティクスは詳細に及ぶ多くのデータがあります。

視聴者の流入に関する「リーチ」のアナリティクスや再生数、視聴時間などを分析する「エンゲージメント」など多くの項目があり、分析の目的によってどの項目を見るのか使い分ける必要があります。

ここでは一例として動画の流入元について分析してみます。

動画ごとのアナリティクスはYouTube studioの画面左にあるメニューバーから「コンテンツ」を選択し、分析したい動画の「アナリティクス」という表示をクリックします。

今回は動画の流入元についての分析をしたいので「リーチ」をクリックし、まずは動画全体でどこからの流入が多かったのかを調べます。

この動画では様々な箇所からリーチしているので良いSEO対策ができているとも言えますが、「YouTube検索」からの流入が見当たらずタイトルの設定を見直す必要があると分かります。

上記の画像のように、動画によって流入経路は大きく異なってきます。別の動画では先ほどのパターンと異なり、検索からしっかりと視聴者を獲得していることがわかります。

サムネイルを変更してPDCAをまわす。

また投稿された動画そのものとは違って、サムネイルはいつでも変更可能です。

クリック率やインプレッション数が伸び悩んだ際はサムネイルの変更をしてみるのも一つの手です。

サムネイルの変更は概要欄の下にある部分から変更できます。

 

YouTubeSEOやり方⑥YouTubeチャンネルのSEOも最適化

YouTubeチャンネル全体のSEOも最適化していくことで動画一つ一つではなくチャンネル全体の評価を上げることができます。YouTube studioの設定で確認できます。

概要欄

チャンネルの概要欄はそのチャンネルがどんなジャンルの動画を投稿しているのかを分かりやすく伝える重要な項目です。上位表示を狙っている検索キーワードも含めて入力しておきましょう。

キーワード

概要欄に検索キーワードを含めたら、キーワードの欄にも同じようにキーワードを入れておきましょう。キーワードに関連するワードも併せて入れておくとより良いでしょう。

チャンネルID

チャンネルのユーザー ID とチャンネル ID は、パソコンまたはモバイル ブラウザを使用して、アカウントの詳細設定で確認できます。

チャンネル訪問者の登録率をあげることで全体の評価UP

チャンネルに初めてリーチしたユーザーがそのまま登録につながるとチャンネル全体の評価が上がります。

登録率を上げるにはアイコンやヘッダー、動画やサムネイル一つ一つのクオリティが重要です。

アイコンとヘッダーと概要欄で、チャンネルのビジョンミッションを伝える

チャンネルのアイコンとヘッダー、概要欄はチャンネルのことを知らない新規の視聴者を獲得するうえで大変重要な役割を果たします。

アイコンやヘッダーでは、そのチャンネルがどんな動画を投稿しているのかを連想させるようにしましょう。

また、概要欄では具体的なキーワードを中心に、そのチャンネルが目指す方向性を明確に示すことでそれを見たユーザーがチャンネルのファンになることも期待できます。

表示する動画を変更

チャンネルの「ブランディング」欄から、チャンネル上部に表示される動画を設定することができます。

チャンネルを登録していない視聴者に向けて自己紹介動画を表示させることでも、チャンネルビジョンやミッションを新しい視聴者に伝えることができます。

チャンネル全体の再生時間を獲得し評価UP

チャンネル全体の再生時間は多ければ多いほど良い評価を受けます。

投稿した動画は極力削除や非公開にせず、新規視聴者や登録済みの視聴者に再生してもらいましょう。

YouTubeSEO対策で利用したい無料機能

YouTubeSEO対策のほとんどはYouTubeに備え付けの無料機能で完結させることができるため、必ず徹底しましょう。

今回紹介したYouTubeに備え付けられている機能をまとめると以下の通りです。

  • カード機能
  • キーワードサジェスト
  • YouTube studio
  • YouTubeアナリティクス

YouTubeSEO対策で利用したいツール

上記以外にもGoogleアカウントを紐づけることで利用できるツールもあります。

vidIQ Vision for YouTube

引用:vidIQ Vision for YouTube

YouTubeの分析に特化したchromeの無料拡張機能です。

この機能をインストールすることで、全てのYouTubeチャンネルの登録者数や再生数のリアルタイムでの伸び、動画に設定されたタグなど、通常では見られないデータを見ることができます。

キーワードプランナー

Google公式の広告配信に使うキーワード分析に特化した無料ツールです。

この機能はSEO対策に大変有効です。

キーワードの月間検索数や関連キーワードについて知ることができます。検索で上位表示を狙い際には必須のツールです。

Googleトレンド

引用:Googleトレンド

こちらもGoogle公式による無料のキーワード分析ツールです。

キーワードごとにリアルタイムで検索された推移が見れるため、流行や話題性に関わるキーワードを狙ったSEO対策には必須のツールです。

国や地域別に検索数を比較することなどもでき、用途は多岐にわたります。

SRTファイルを使った字幕や文字起こし

動画の文字起こしに困っている人はSRTファイルを利用しましょう。動画内に字幕が付いていることで視聴者の動画への満足度も上がり視聴維持率や評価に良い影響を与えるでしょう。

YouTube SEO対策まとめ

今回はYouTubeSEO対策の基本的な方法とコツについて解説しました。

YouTubeで再生数に悩んでいる方は動画のクオリティは当然のことながら、SEO対策を通してより多くのユーザーに再生される機会を作ることがチャンネルの向上にも繋がります。

今回紹介した無料のツールを駆使し、狙ったキーワードで上位表示を獲得できるようご自身のチャンネルを見直してみましょう。

YouTube・動画制作のことならお気軽にご相談ください!