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  • 最終更新日:2023.06.26

【YouTube広告】 ミッドロール広告の対象動画が10分から8分に! 広告の設定方法なども解説しています

YouTubeヘルプより「ミッドロール広告を表示できる動画は、これまで 10 分を超えるものに限定されていましたが、7 月後半より、8 分を超える動画がミッドロール広告の対象となります。」という公式アナウンスが発表されました。

YouTubeチャンネルの運営で収益化を行うクリエイターや企業にとっては、ミッドロール広告の対象条件やアップデートは非常に重要な情報で動画制作やチャンネル運営の方針にも大きな影響を与えます。

この記事では「YouTubeヘルプ」での情報をもとにミッドロール広告の対象動画の条件変更について詳しく解説していきます。

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YouTubeの「ミッドロール広告」とは?

ミッドロール広告とは

ミッドロール広告とは

そもそもYouTubeにおける「ミッドロール広告」とはどのような広告かご存じでしょうか?
ミッドロール広告とは、簡単にご説明すると「動画コンテンツの途中に広告動画を挿入して配信する広告手法」を指す言葉です。

YouTube動画の閲覧中に動画が中断され、広告が再生された経験がある方は多いのではないでしょうか。
そちらの広告がYouTubeにおけるミッドロール広告です。

これまでYouTubeでは10分以上の長い動画をアップロードした場合に限って、動画の再生中にミッドロール広告を表示できるよう制限していました。
今回もYouTubeヘルプ内のアナウンスではミッドロール広告の対象動画に関する条件が変更されるというように記載されています。

ミッドロール広告の対象動画が10分から8分に

YouTubeヘルプより「ミッドロール広告を表示できる動画は、これまで 10 分を超えるものに限定されていましたが、7 月後半より、8 分を超える動画がミッドロール広告の対象となります。」という公式アナウンスが発表されました。

今回の変更の対象は、今後クリエイターがアップする8分以上の動画はもちろん、既存の動画で8分以上のもの(これまでミッドロール広告の対象で無かったもの)も含まれてきます。
注意すべきポイントとしては「クリエイターが以前にミッドロール広告を無効にしている動画を含む」というアナウンスがある為、ミッドロール広告が動画に適していない場合は、2020 年 7 月 27 日までに YouTube Studio で設定を指定する必要があります。

YouTubeヘルプより

YouTubeヘルプより

ミッドロール広告の対象動画変更の影響は?

オンライン動画の長さを示す表現で、10 分未満なら短編動画、10 分以上なら長編動画に分類されおり、YouTubeではこれまで「長編動画」にのみミッドロール広告の配信が認められていた為、YouTubeチャンネルの運営で収益化を行うクリエイターや企業はこの「10分」という時間を基準に動画の制作方針やマネタイズ方針を考えていました。

今回の「ミッドロール広告の対象動画が10分から8分に」という変更の影響で今後のYouTubeチャンネル運営者の動画制作方針やトレンドが変化して来る可能性は十分に考えられます。
ミッドロール広告を入れられる条件が緩和されたと考えてしまいがちですが、動画途中の安易な広告挿入は視聴者にとって心地よいものでは無い場合も多々あります。
快適な視聴と収益化の可能性の適切なバランスを実現するようなミッドロール広告の使用が求められることは言うまでもありません。

ミッドロール広告の設定方法

ミッドロール広告の対象動画が10分から8分に変更されることで、これまで自身のチャンネルにミッドロール広告の対象動画が無かったクリエイターも配信の対象になるケースは大いに予想されます。

ここではYouTubeにおけるミッドロール広告の設定方法について見ていきましょう。

大前提としてYouTubeにおけるミッドロール広告の設定方法には大きく二つの種類があります。

・自動挿入:

ミッドロール挿入点の自動配置機能をオンにすると、最適な配置が自動的に決定されます。これによって動画の視聴体験を高めることができます。YouTube ではこの方法を推奨しています。
・手動挿入:

手動での挿入点設定を選択した場合は、一番自然なタイミングで動画が中断されるように挿入点を配置してください。台詞や動作の途中など、動画の視聴の妨げになるような位置にミッドロール広告を配置しないようにしてください。ミッドロール挿入点を考慮してコンテンツを作成した場合は、挿入点の手動設定をオンにして希望の位置で広告を表示させることができます。

まずはどちらの方法でミッドロール広告を配信するかを決定しましょう。

自動挿入によるミッドロール広告の配置

最初に自動挿入によってミッドロール広告を配置する方法を解説していきます。

  1. YouTube Studio にログインします
  2. 左側のメニューで [動画] を選択します
  3. 動画を 1 つ選んで、[収益化] を選択します
  4. 動画の収益化がまだ有効になっていない場合は、有効にします
  5. [動画広告の配置] で、[動画の途中(ミッドロール)] のチェックボックスをオンにします

手動でのミッドロール広告の配置

次に手動でミッドロール広告を配置する方法を解説していきます。

  1. YouTube Studio にログインします。
  2. 左側のメニューで [動画] を選択します。
  3. 動画を 1 つ選んで、[収益化] を選択します。
  4. 動画の収益化がまだ有効になっていない場合は、有効にします。
  5. [動画広告の配置] で、[動画の途中] のチェックボックスをオンにします。
  6. [ミッドロールを管理] を選択します。
    ・ミッドロール挿入点を追加: [広告を挿入] をクリックします。広告の開始時間を入力するか、希望するタイミングまで垂直バーをドラッグします。
    ・ミッドロール挿入点を削除: ミッドロール挿入点の横にある [削除] をクリックします。
  7. 画面右上の [続行] をクリックし、[保存] をクリックします

以下の動画でも解説されているので是非参考にしてみて下さい。

ミッドロール広告配信の条件変更まとめ

今回はYouTubeヘルプより発表された「ミッドロール広告を表示できる動画は、これまで 10 分を超えるものに限定されていましたが、7 月後半より、8 分を超える動画がミッドロール広告の対象となります。」という公式アナウンスについて詳しく解説しました。

ミッドロール広告配信の条件変更により、YouTubeチャンネル運営者やクリエイターは、視聴者の快適な動画閲覧とチャンネル収益化の兼ね合いを改めて考え直す必要性が出てきます。
常に変化するYouTubeというプラットフォームでいかにチャンネルを成長させていくか、LaboTubeの記事を参考に考えてみてください。

参考リンク:YouTubeヘルプ【長い動画のミッドロール挿入点を管理する】

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