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  • 2020.06.04

【初級編】YouTubeチャンネルの分析方法は?YouTubeアナリティクスの見方や見るべき指標を解説


YouTubeチャンネルを運営する上で欠かせないのが「分析」です。

投稿した動画の視聴者からの反応は一体どのようなものだったのか、数値に基づいて分析をしなければ施策の打ちようがないからです。
チャンネル運営者はまず最初に、「YouTubeアナリティクス」を活用した分析を行うことがスタートとなります。

ここではYouTubeチャンネルの分析方法やYouTubeアナリティクスの見方に加え、見るべき指標やポイントについて解説します。

YouTubeアナリティクスの分析方法や見方を知りたいという方はぜひこの記事を参考にしてみて下さいね。

YouTubeチャンネルの運用には「分析」が必要

YouTubeチャンネルの運用には「分析」が必要

YouTubeチャンネルの運用には「分析」が必要

YouTubeのチャンネル運営で重要なのは投稿した動画の「分析」です。なぜなら、練り上げた企画が本当にユーザーのニーズに合致していたのかを確認しなければ、独りよがりの動画をつくり続けてしまいかねないからです。そうなるとチャンネル登録数はもちろん、視聴回数を増やすことさえできません。

動画の制作にあたっては、最初にターゲットを決め、内容を企画し、構成を考え、そして欲しいリアクションを想定するハズです。リアクションから逆算して企画を練ることもあるでしょう。

例えば、あなたの企業がフライパンを販売しているとします。目的はその認知向上です。作成するYouTube動画はあなたの会社のフライパンを使った「上手なオムレツの作り方」。ターゲットは購買してほしいと考える30代女性――。こうした想定が思い通りにいっているのか。それをデータから分析するのです。

分析にあたってはまず、その目的がなにかを明確にすることが肝要です。ターゲットとのマッチ度合いを重視する、視聴時間に重きを置く、視聴回数を指標とする…。それによって見るべきデータが変わってきます。総合的な分析ももちろん不可欠ですが、投稿した動画がユーザーへ企画の意図通りに届いているかを知ることが、分析においては最も重要です。

YouTubeではこうした細かい分析も無料できます。チャンネルやそれぞれの投稿動画の分析ツール「YouTubeアナリティクス」が標準で装備されているからです。これを活用することで、あなたの企業チャンネルや投稿動画を様々な角度から分析できます。それはまさに人間ドッグのように、あなたのチャンネルや動画の現状を鮮明に描き出します。

チャンネル分析には「YouTubeアナリティクス」を活用しよう

YouTubeアナリティクスは無料とは思えない機能を搭載しながら、とても使いやすい仕様となっており、だれでも簡単に詳細な動画解析が可能です。

YouTubeアナリティクスへの入り方

YouTubeアナリティクスへの入り方

YouTubeアナリティクスへの入り方

YouTubeのトップ画面へ行きます。右上のアカウントのアイコンを右クリック。プルダウンで出てくるリストから「YouTube Studio」選択するとダッシュボードに移動します。

ダッシュボード

ダッシュボード

この中の「チャンネルのアナリティクスに移動」をクリックすれば、YouTubeアナリティクスのページへ遷移します。

YouTubeアナリティクス基本機能

・集計期間の設定
右上にある期間から集計期間を設定します。過去7日間から28日間、90日間など細かく設定できます。

基本的には90日間で設定し、チャンネルの経過推移をみるのがいいでしょう。

集計期間

集計期間

・再生場所
投稿した動画がどこで再生されたのかを確認できます。

YouTubeの動画再生ページなのか企業サイトに埋め込んだページなのか、といった足跡を知ることができます。

再生場所

再生場所

・トラフィック ソース
あなたの動画を見た人がどこから流入したのかが分かる項目です。ツイッターやフェイスブックなどのSNSからなのか、YouTubeの関連動画からなのか、検索からなのか、誰かのサイトからなのかを確認できます。

トラフィック ソース

トラフィック ソース

・ユーザー層
視聴者の年齢や性別が分かります。想定したユーザー層が見てくれているのかを知ることができます。

「地域」という項目もあります。国籍とは限りませんが、視聴されている国が分かります。

ユーザー層

ユーザー層

・視聴者維持率

ユーザーがあなたの動画をどれくらいの時間見てくれていたかが分かる項目です。

10分の動画に対し、2分で離脱していた、9分見てくれたなどが分かり、動画構成を改善する参考になります。

視聴者維持率

視聴者維持率

YouTubeアナリティクスの見方と分析方法3ステップ

実際のYouTubeアナリティクスの見方と分析方法、その際に見るべき指標をステップ形式で解説します。

ステップ1:チャンネルの全体像をチェック

まず「集計期間」を設定します。右上の項目を右クリック。期間を指定します。

最短で過去7日間、最長では全体という選択が可能ですが、基本的には「90日間」に設定しておくのが適切でしょう。

チャンネルの全体像をチェック

チャンネルの全体像をチェック

次に「概要」をチェックします。ここには視聴回数、総再生時間、チャンネル登録者数の項目が表示されるので、それぞれを右クリックし、詳細を確認します。

この3項目はチャンネルの視聴動向をあぶりだす最も基本的で分かりやすい指標ですから、毎日チェックしましょう。

エンゲージメント

エンゲージメント

続いて、エンゲージメントのタブをクリックし、人気の動画をチェックします。どんな動画がユーザーに評価されているか。それを知ることで、企業チャンネルとしての方向性が間違っていないかを確認できます。

チャンネルの分析では、主にユーザーの属性や登録者数、視聴回数などをチェックし、チャンネルとして支持されているのかを確認しましょう。ただし、チャンネルの分析では数の推移だけを追うのではなく、見てもらいたい動画がきちんと見てもらえているのかという本質をしっかりと見極めることが肝要です。

ステップ2:投稿動画の分析

次のステップは個々の動画の分析です。チャンネル解析ページ左端のリストから「動画」を選択。次に下に出てくる「アナリティクス」をクリックすると動画の分析ページに遷移します。

投稿動画の分析

投稿動画の分析

動画を分析する際の見るべき指標は2つ。「視聴維持率」と「高評価率」です。特に視聴維持率は投稿した動画がどれくらいの時間見られたかが時間ごとに分かるので非常に貴重なデータでといえます。どこまでが見られてどこで離脱したのかが分かれば、動画の構成を組み直すなど、改善につなげられるからです。

評価率

評価率

高評価率は、「高く評価」と「低く評価」の割合を示すデータです。高い評価が多ければ嬉しいと思いますが、大事なことはなにが評価されたのかです。コメント欄に書き込まれている場合もありますし、視聴維持率で時間ごとの視聴状況をチェックすることでもある程度のことは分かります。この分析をしっかりすることでファン開拓へつながるヒントが得られますからじっくり検証しましょう。

ステップ3:YouTubeSEO視点での分析

ここまでは、企業チャンネルとしての方向性が正しいかをチェックすることに主眼に置いた分析として紹介しました。ここでは、チャンネルをより多くのユーザーに見てもらうための施策が正しいのか。その視点での分析ポイントを解説します。

インプレッション数/インプレッションのクリック率

インプレッション数/インプレッションのクリック率

インプレッション数/インプレッションのクリック率

インプレッション数はあなたの企業チャンネルの動画がYouTube内で表示された回数です。インプレッションクリック率はその内、実際に見てもらえた割合となります。これで分かるのはサムネイルの効果の有無です。

あなたの動画がYouTube内でユーザーの目に留まる位置に掲出されてもサムネイルの文言が弱く、スルーされている可能性があります。YouTube内に動画が検出されるのは視聴を増やす絶好のチャンスです。

ライバルに負けず、多数の動画に埋もれないためにはサムネイルにどんな文言を記載すればいいのか。この項目を解析することで改善の糸口がみえてきます。内容に自信があるのに再生回数につながらない場合には特に注意してチェックしてみましょう。

関連動画からの流入

関連動画からの流入

関連動画からの流入

トラフィックソースで関連動画からの流入がどれくらいあるのかをチェックしましょう。関連動画からの流入が多ければ、あなたの投稿動画はYouTubeSEOに成功しているといえます。なぜなら、関連動画に掲出されるということは、YouTubeがあなたの動画を高く評価しているからです。

総再生時間
YouTubeSEOの観点で分析するにあたり、総再生時間は重要な項目です。YouTubeでは長く見られている動画を高く評価する傾向があります。なによりも動画を最初から最後まで見てもらえるということは、その内容がユーザーに刺さっている証です。特に重点的にチェックするようにしましょう。

上記3つの項目の分析は企業チャンネルを運営する上でとても重要です。なぜなら、ここで示した指標が芳しくなければ、YouTubeのアルゴリズムがいい評価をしない可能性が高いからです。せっかく企画を練り上げて作成した動画がユーザーの目に留まる以前に埋もれてしまうのです。チャンネルが軌道に乗るまでは特に重点的にチェックして、あなたのチャンネルにユーザーが流れ込むポイントをつかみ取りましょう。

いかがですか。YouTubeアナリティクスを活用することで、このようにあなたのチャンネルや投稿動画が実際にどのようにユーザーに見られているのかがかなり詳細に知ることができるのです。得られた結果をもとにPDCAを回していくことで、あなたの企業チャンネルは確実に正しい方向へと進んでいくハズです。

ただし、分析する上で一つ注意点があります。それは分析の精度は投稿動画の数が増えるほど高まるということです。逆にいえば、投稿数が少ない段階では正しい分析は難しいということです。チャンネル立ち上げの初期段階では、あまり数字の上下に一喜一憂せず、参考程度と捉えつつ、方向性が間違っていないかはしっかり意識するようにしましょう。

YouTubeアナリティクスの見方【応用編】

実際にYouTubeアナリティクスの見方や分析方法に慣れて来たという方は、実際にアナリティクスの分析を通してYouTubeチャンネルのKPI改善に活かしてみましょう。
ここではYouTubeチャンネルのSEO評価に大きな影響を与えると言われている「動画再生時間」を伸ばす為のYouTubeアナリティクスの見方や分析方法を具体的に紹介していきます。

動画再生時間が長くなると、視聴者が動画をよく見ているため質の高いコンテンツを作成していると判断される他、広告挿入などの収益化ポイントも増えてきます。
それでは実際にYouTubeアナリティクスの見方【応用編】を見ていきましょう。

動画再生時間を伸ばす為の視聴維持率分析

YouTubeチャンネルの評価に大きく影響する動画再生時間を伸ばす為に見るべきアナリティクスの指標は視聴維持率です。
視聴維持率の項目では動画内の任意のポイントでどれだけの割合の視聴者が動画を再生しているかを分析することができます。

実際の画面でYouTubeアナリティクス上での視聴維持率の見方を解説していきます。

チャンネルアナリティクスから動画詳細へ

まずはYouTube Studioからアナリティクスを選択し、分析する動画の詳細を選択します。

ページの中部に「視聴維持率」の記載部分からさらに詳細へ移動しましょう。

詳細を見ると、再生開始直後の赤く囲まれた部分で約半数のユーザーが視聴をやめてしまっていることが見て取れます。

この視聴維持率の推移から以下のような動画の改善点が予想されます。

  • 動画オープニング部分がユーザーにマッチしていない
  • 動画サムネイルやタイトルと実際の動画内容に乖離がありユーザーが離脱した

更に動画の中部で視聴をやめるユーザーが多かった場合はそのポイントを分析すれば、よりユーザーが視聴をやめるきっかけになった要素が分かりやすいので視聴維持率を伸ばす為にどのような動画を作れば良いのかが考えやすくなります。

YouTubeチャンネル分析ポイントまとめ

YouTubeチャンネル分析ポイントまとめ

YouTubeチャンネル分析ポイントまとめ

YouTubeチャンネルは自社で“放送局”を持ったのと同じくらいの価値があります。自社の魅力や伝えたいことを自ら企画し、情報発信できるからです。ただし、勘違いしてはいけないことがあります。それは、情報は受け手に満足してもらって初めて価値があるということです。

「素晴らしい動画できた」「わが社の想いが見事に反映された動画になっている」。

社内でどれだけ満足していてもユーザーに評価されなければそれは自己満足でしかありません。マーケティングの観点からはこうしたことのチェックは思った以上に難しいものです。なぜならデータが少ない場合が多いからです。外部の声を聞くにしても本音はなかなか言ってもらえなかったりします。

その点、YouTubeアナリティクスは非常にドライです。いいものはいい。ダメなものはダメ。至ってクールにデータで明確に示してくれます。例えば視聴維持率をチェックすれば、一番見てもらいたかった場面が実は離脱の元凶になっていた。人気動画の項目では社内満足度ナンバーワン動画がユーザー人気最下位ということも躊躇なく示してくれます。

結果は感情で受け止めるのではなく、改善のために活かす。それがYouTubeチャンネルを分析する上での最も大切なスタンスであり、やる意味。そのことをしっかりと認識して分析に取り組み、結果と向き合うようにしましょう。

こちらの記事を参考にYouTubeアナリティクスの見方や分析方法の参考にしてみてください。

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