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  • 最終更新日:2023.06.26

YouTubeチャンネルの分析方法! YouTubeアナリティクスの見方や登録者を伸ばすためのポイントを解説

YouTubeチャンネルを運営する上で欠かせないのが「分析」です。

投稿した動画の視聴者からの反応は一体どのようなものだったのか、数値に基づいて分析を行い、次のコンテンツ制作や運用に活かすことでYouTubeチャンネルの成長速度は一気に加速します。
チャンネル運営者はまず最初に「YouTubeアナリティクス」を活用した分析を行うことがスタート。
上級者になると外部の分析ツールを利用してそれぞれの特製を上手く活用した詳細分析が可能になります。

本記事では多数のYouTubeチャンネルのプロデュースを成功に導いた他、国内最大級のYouTubeニュースメディア「LogTube」の運営を行う株式会社TUUUBE「YouTube分析とアナリティクス活用」をテーマにYouTubeチャンネル運用における分析ポイントや成功事例を解説します。

YouTubeの分析に課題を感じているチャンネル担当者さまは是非ご参考下さい。

今YouTubeチャンネルの運営でお困りのことがあれば、以下のお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。YouTube運用/YouTubeマーケティングに精通した担当者が最短即日でお答え致します。

お問い合わせ

YouTubeチャンネルの運用には「分析」が重要

YouTubeチャンネルの運用には「分析」が必要

YouTubeチャンネルの運用には「分析」が必要

YouTubeのチャンネル運営において「コンテンツ」に視点や比重が向きがちですが、実は「分析」も同じくらい重要で欠かせないフローなのです。

練り上げた企画やコンテンツが本当にユーザーのニーズに合致していたのかを確認しなければ、独りよがりの動画をつくり続けてしまう可能性もあり、
そうなるとチャンネル登録数はもちろん、視聴回数を増やすことさえできません。

動画の制作にあたっては、最初にターゲットを決め、内容を企画し、構成を考え、そして欲しいリアクションを想定するハズです。リアクションから逆算して企画を練ることもあるでしょう。

例えば、あなたの企業がフライパンを販売しているとします。目的はその認知向上です。作成するYouTube動画はあなたの会社のフライパンを使った「上手なオムレツの作り方」。
ターゲットは購買してほしいと考える30代女性――。こうした想定が思い通りにいっているのか。それをデータから分析するのです。

分析にあたってはまず、目的がなにかを明確にすることが肝要です。ターゲットとのマッチ度合いを重視する、視聴時間に重きを置く、視聴回数を指標とする…。それによって見るべきデータが変わってきます。総合的な分析ももちろん不可欠ですが、投稿した動画がユーザーへ企画の意図通りに届いているかを知ることが、分析においては最も重要です。

YouTubeではこうした細かい分析も無料できます。チャンネルやそれぞれの投稿動画の分析ツール「YouTubeアナリティクス」が標準で装備されているからです。これを活用することで、あなたの企業チャンネルや投稿動画を様々な角度から分析できます。それはまさに人間ドッグのように、あなたのチャンネルや動画の現状を鮮明に描き出します。

以下の資料では、累計3億回再生のYouTubeチャンネルを運営するTUUUBEが、実際にYouTubeアナリティクスで分析する際に見ているポイントをチェックリストでご紹介しています。

【初心者必見】YouTube分析のPDCAチェックシート

YouTubeアナリティクスの見方・使い方・機能を解説

YouTubeアナリティクスは無料とは思えない機能を搭載しながら、とても使いやすい仕様となっており、だれでも簡単に詳細な動画解析が可能です。

YouTubeアナリティクスへの入り方

YouTubeアナリティクスへの入り方

YouTubeアナリティクスへの入り方

YouTubeのトップ画面へ行きます。右上のアカウントのアイコンを右クリック。プルダウンで出てくるリストから「YouTube Studio」選択するとダッシュボードに移動します。

ダッシュボード

ダッシュボード

この中の「チャンネルのアナリティクスに移動」をクリックすれば、YouTubeアナリティクスのページへ遷移します。

YouTubeアナリティクスの見方

YouTubeアナリティクスで表示されるデータは、大きく分けると5つのタブに分類されます。

1つ目は、[概要]タブです。

[概要]タブでは、自分のチャンネルや動画のパフォーマンスなど以下のような主な指標をチェックできます。

  • 視聴回数
  • 総再生時間
  • チャンネル登録者数
  • 推定収益
  • 最新の動画ランキング
  • 過去48時間または60分間のパフォーマンス
  • 最新の動画10個のパフォーマンス
  • 最新のストーリーに基づく7日間のパフォーマンス

現在のチャンネルや動画の状況や、最新動画のパフォーマンスなどをグラフや値で確認できるので、KPIに決めている項目を中心に見てみると良いでしょう。

2つ目は、[リーチ]タブです。

[リーチ]タブでは、視聴者がどのように自社のチャンネルや動画を見つけたのかなど、以下の指標をチェックできます。

  • インプレッション
  • インプレッションのクリック率
  • 視聴回数
  • ユニーク視聴者数
  • トラフィックソースの種類
  • インプレッションと総再生時間の関係
  • 関連動画からのトラフィック
  • 再生リストからのトラフィック
  • 動画再生に誘導した検索キーワード

3つ目は、[エンゲージメント]タブです。

[エンゲージメント]タブでは、視聴者がどれくらい自社の動画を見ているのかなど、以下の指標をチェックできます。

  • 総再生時間
  • 平均視聴時間
  • 過去28日間で特に総再生時間が長い動画
  • 過去28日間で特に総再生時間が長い再生リスト
  • 過去28日間で特に効果的だった終了画面
  • 過去28日間で特に効果的だった終了画面要素タイプ
  • 過去28日間で特に人気だったコミュニティ投稿
  • 視聴者維持率
  • 高評価数と低評価との比率
  • 終了画面要素のクリック率

4つ目は、[視聴者]タブです。

[視聴者]タブでは、自社の動画を見ている視聴者のデータについて以下の指標をチェックできます。

  • リピーターと新しい視聴者の数
  • ユニーク視聴者数
  • チャンネル登録者数
  • 全てのメンバー
  • 視聴者が増加している動画
  • 視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯
  • チャンネル登録者数のベル設定状況
  • チャンネル登録者数の総再生時間
  • 視聴者の年齢と性別
  • 自社チャンネルの視聴者が見ている他のチャンネルや動画
  • 視聴者の地域別分布
  • 視聴者が利用している字幕言語の分布

このタブでは、KPIに決めたターゲットに当てはまっているのか確認したり、ターゲットを決めたりする際に役立ちます。

5つ目は、[収益]タブです。

[収益]タブでは、主にYouTubeで得ているであろう推定収益をチェックできます。

  • 推定収益
  • RPM(インプレッション収益)
  • 再生回数に基づくCPM
  • YouTubeで収益を得ている方法(収益の内訳)
  • 推定収益が高い動画
  • 広告の種類

YouTubeアナリティクス基本機能

・集計期間の設定
右上にある期間から集計期間を設定します。過去7日間から28日間、90日間など細かく設定できます。

基本的には90日間で設定し、チャンネルの経過推移をみるのがいいでしょう。

集計期間

集計期間

・再生場所
投稿した動画がどこで再生されたのかを確認できます。

YouTubeの動画再生ページなのか企業サイトに埋め込んだページなのか、といった足跡を知ることができます。

再生場所

再生場所

・トラフィック ソース
あなたの動画を見た人がどこから流入したのかが分かる項目です。ツイッターやフェイスブックなどのSNSからなのか、YouTubeの関連動画からなのか、検索からなのか、誰かのサイトからなのかを確認できます。

トラフィック ソース

トラフィック ソース

・ユーザー層
視聴者の年齢や性別が分かります。想定したユーザー層が見てくれているのかを知ることができます。

「地域」という項目もあります。国籍とは限りませんが、視聴されている国が分かります。

ユーザー層

ユーザー層

・視聴者維持率

ユーザーがあなたの動画をどれくらいの時間見てくれていたかが分かる項目です。

10分の動画に対し、2分で離脱していた、9分見てくれたなどが分かり、動画構成を改善する参考になります。

視聴者維持率

視聴者維持率

YouTubeアナリティクスの見方と分析方法3ステップ

実際のYouTubeアナリティクスの見方と分析方法、その際に見るべき指標をステップ形式で解説します。

ステップ1:チャンネルの全体像をチェック

まず「集計期間」を設定します。右上の項目を右クリック。期間を指定します。

最短で過去7日間、最長では全体という選択が可能ですが、基本的には「90日間」に設定しておくのが適切でしょう。

チャンネルの全体像をチェック

チャンネルの全体像をチェック

次に「概要」をチェックします。ここには視聴回数、総再生時間、チャンネル登録者数の項目が表示されるので、それぞれを右クリックし、詳細を確認します。

この3項目はチャンネルの視聴動向をあぶりだす最も基本的で分かりやすい指標ですから、毎日チェックしましょう。

エンゲージメント

エンゲージメント

続いて、エンゲージメントのタブをクリックし、人気の動画をチェックします。どんな動画がユーザーに評価されているか。それを知ることで、企業チャンネルとしての方向性が間違っていないかを確認できます。

チャンネルの分析では、主にユーザーの属性や登録者数、視聴回数などをチェックし、チャンネルとして支持されているのかを確認しましょう。ただし、チャンネルの分析では数の推移だけを追うのではなく、見てもらいたい動画がきちんと見てもらえているのかという本質をしっかりと見極めることが肝要です。

ステップ2:投稿動画の分析

次のステップは個々の動画の分析です。チャンネル解析ページ左端のリストから「動画」を選択。次に下に出てくる「アナリティクス」をクリックすると動画の分析ページに遷移します。

投稿動画の分析

投稿動画の分析

動画を分析する際の見るべき指標は2つ。「視聴維持率」と「高評価率」です。特に視聴維持率は投稿した動画がどれくらいの時間見られたかが時間ごとに分かるので非常に貴重なデータでといえます。どこまでが見られてどこで離脱したのかが分かれば、動画の構成を組み直すなど、改善につなげられるからです。

評価率

評価率

高評価率は、「高く評価」と「低く評価」の割合を示すデータです。高い評価が多ければ嬉しいと思いますが、大事なことはなにが評価されたのかです。コメント欄に書き込まれている場合もありますし、視聴維持率で時間ごとの視聴状況をチェックすることでもある程度のことは分かります。この分析をしっかりすることでファン開拓へつながるヒントが得られますからじっくり検証しましょう。

ステップ3:YouTubeSEO視点での分析

ここまでは、企業チャンネルとしての方向性が正しいかをチェックすることに主眼に置いた分析として紹介しました。ここでは、チャンネルをより多くのユーザーに見てもらうための施策が正しいのか。その視点での分析ポイントを解説します。

インプレッション数/インプレッションのクリック率

インプレッション数/インプレッションのクリック率

インプレッション数/インプレッションのクリック率

インプレッション数はあなたの企業チャンネルの動画がYouTube内で表示された回数です。インプレッションクリック率はその内、実際に見てもらえた割合となります。これで分かるのはサムネイルの効果の有無です。

あなたの動画がYouTube内でユーザーの目に留まる位置に掲出されてもサムネイルの文言が弱く、スルーされている可能性があります。YouTube内に動画が検出されるのは視聴を増やす絶好のチャンスです。

ライバルに負けず、多数の動画に埋もれないためにはサムネイルにどんな文言を記載すればいいのか。この項目を解析することで改善の糸口がみえてきます。内容に自信があるのに再生回数につながらない場合には特に注意してチェックしてみましょう。

関連動画からの流入

関連動画からの流入

関連動画からの流入

トラフィックソースで関連動画からの流入がどれくらいあるのかをチェックしましょう。関連動画からの流入が多ければ、あなたの投稿動画はYouTubeSEOに成功しているといえます。なぜなら、関連動画に掲出されるということは、YouTubeがあなたの動画を高く評価しているからです。

総再生時間
YouTubeSEOの観点で分析するにあたり、総再生時間は重要な項目です。YouTubeでは長く見られている動画を高く評価する傾向があります。なによりも動画を最初から最後まで見てもらえるということは、その内容がユーザーに刺さっている証です。特に重点的にチェックするようにしましょう。

上記3つの項目の分析は企業チャンネルを運営する上でとても重要です。なぜなら、ここで示した指標が芳しくなければ、YouTubeのアルゴリズムがいい評価をしない可能性が高いからです。せっかく企画を練り上げて作成した動画がユーザーの目に留まる以前に埋もれてしまうのです。チャンネルが軌道に乗るまでは特に重点的にチェックして、あなたのチャンネルにユーザーが流れ込むポイントをつかみ取りましょう。

いかがですか。YouTubeアナリティクスを活用することで、このようにあなたのチャンネルや投稿動画が実際にどのようにユーザーに見られているのかがかなり詳細に知ることができるのです。得られた結果をもとにPDCAを回していくことで、あなたの企業チャンネルは確実に正しい方向へと進んでいくハズです。

ただし、分析する上で一つ注意点があります。それは分析の精度は投稿動画の数が増えるほど高まるということです。逆にいえば、投稿数が少ない段階では正しい分析は難しいということです。チャンネル立ち上げの初期段階では、あまり数字の上下に一喜一憂せず、参考程度と捉えつつ、方向性が間違っていないかはしっかり意識するようにしましょう。

YouTubeの順位がなかなかあがらないのは、YouTubeSEOが最適化できていないから。
YouTubeSEO対策のより実践的なノウハウは以下の資料で解説しています。株式会社TUUUBEの実装済みデータを元にYouTubeSEOを改善してみてください。

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YouTubeアナリティクスの見方【応用編】

実際にYouTubeアナリティクスの見方や分析方法に慣れて来たという方は、実際にアナリティクスの分析を通してYouTubeチャンネルのKPI改善に活かしてみましょう。
ここではYouTubeチャンネルのSEO評価に大きな影響を与えると言われている「動画再生時間」を伸ばす為のYouTubeアナリティクスの見方や分析方法を具体的に紹介していきます。

動画再生時間が長くなると、視聴者が動画をよく見ているため質の高いコンテンツを作成していると判断される他、広告挿入などの収益化ポイントも増えてきます。
それでは実際にYouTubeアナリティクスの見方【応用編】を見ていきましょう。

以下の資料では、累計3億回再生のYouTubeチャンネルを運営するTUUUBEが、実際にYouTubeアナリティクスで分析する際に見ているポイントをチェックリストでご紹介しています。

【初心者必見】YouTube分析のPDCAチェックシート

動画再生時間を伸ばす為の視聴維持率分析

YouTubeチャンネルの評価に大きく影響する動画再生時間を伸ばす為に見るべきアナリティクスの指標は視聴維持率です。
視聴維持率の項目では動画内の任意のポイントでどれだけの割合の視聴者が動画を再生しているかを分析することができます。

実際の画面でYouTubeアナリティクス上での視聴維持率の見方を解説していきます。

チャンネルアナリティクスから動画詳細へ

まずはYouTube Studioからアナリティクスを選択し、分析する動画の詳細を選択します。

ページの中部に「視聴維持率」の記載部分からさらに詳細へ移動しましょう。

詳細を見ると、再生開始直後の赤く囲まれた部分で約半数のユーザーが視聴をやめてしまっていることが見て取れます。

この視聴維持率の推移から以下のような動画の改善点が予想されます。

  • 動画オープニング部分がユーザーにマッチしていない
  • 動画サムネイルやタイトルと実際の動画内容に乖離がありユーザーが離脱した

更に動画の中部で視聴をやめるユーザーが多かった場合はそのポイントを分析すれば、よりユーザーが視聴をやめるきっかけになった要素が分かりやすいので視聴維持率を伸ばす為にどのような動画を作れば良いのかが考えやすくなります。

YouTube分析で押さえておきたい5つの指標

YouTubeチャンネルや動画を分析する際には、押さえておきたい5つの指標があります。

ここでは、各指標について詳しく解説するので、自社チャンネルや動画を分析する際に参考にしてください。

1.視聴回数(再生回数)

「視聴回数(再生回数)」は、自社商品やサービスの認知度を高めたい場合、KPIに決められるケースがあります。

視聴回数が多ければ多いほど、自社商品やサービスが知れ渡っていると考えると良いでしょう。

ただし、1人の視聴者が複数回視聴した場合、1回1回視聴回数としてカウントされるので、視聴回数=視聴者数とは限らないので注意しましょう。

また視聴回数の値だけに注目せず、定期間でどれだけ視聴回数が増減したのかにも着目してみましょう。

なぜ視聴回数の伸びが悪いのか、視聴回数が減ってしまったのか、前回の分析データの比較も大切です。

2.クリック率

サムネイル画像が表示されてから動画をクリックした割合、すなわち「クリック率」を確認してみましょう。

ちなみにサムネイル画像が視聴者に表示された回数は、「インプレッション」という項目で表示されます。

ほとんどのYouTube分析サイトやツールでは、インプレッションのクリック率が分析され、サムネイル画像が効果的であるのかがチェックできるでしょう。

例えばインプレッションのクリック率が低ければ、サムネイル画像が原因でクリック率が低迷していると考えられ、サムネイル画像の改善という課題が浮き彫りになるでしょう。

このように分析結果を元に改善点を明確にすると、YouTubeチャンネルの改善がしやすいのではないでしょうか。

3.視聴維持率

視聴維持率は、動画のどの部分で視聴者が離脱したのかや、どの部分が好評だったのかをグラフで表しています。

視聴維持率のグラフが平坦であれば、視聴者維持率が保たれているとされ、右肩下がりの場合は視聴者が離脱していると言えます。

右肩下がりの傾斜角度が最も大きい部分は、視聴者にとって興味がそそられない、または動画内容に問題があるなどと考えられるでしょう。

またグラフ中の小さな山のような突起部分は、視聴者が何度もその部分を視聴した場合や、その部分を共有した場合に現れます。

一方で小さい谷のような凹の部分は、視聴を止めた場合やスキップした場合に現れ、離脱へつながる要素があるのではと考えられるでしょう。

視聴維持率のグラフから動画のどの部分を改善すべきか、改善点を明確にすると良いでしょう。

ただし、分析サイトやツールによって異なりますが、視聴者維持率のデータ反映に1日〜2日ほどかかるケースもあります。

4.視聴時間帯

視聴時間帯では、視聴者が自社チャンネルの動画を見ている時間帯や、YouTubeにアクセスする時間帯が表示されます。

視聴時間帯を知ることで、プレミア公開のタイミングやライブ配信を行う時間帯などの計画に役立てられるでしょう。

さらに視聴者のアクセス数が多い時間帯に動画投稿を行えば、再生回数やチャンネル登録者数が伸びる可能性もあります。

特に自社商品やサービスの認知度を高めるために、多くの視聴者に見てもらいたい場合は、視聴時間帯のデータを参考にしてみましょう。

5.トラフィックソース(流入経路)

視聴者がどのように自社チャンネルや動画を見つけたのかは、トラフィックソース(流入経路)で確認できます。

トラフィックソースの種類には、ウェブサイトやアプリなどの外部とYouTube内部の2つに分けられます。

またYouTube内部のソースからのトラフィックは、以下の通りです。

  • ブラウジング機能
  • チャンネルページ
  • キャンペーンカード
  • 終了画面
  • YouTubeショート
  • 通知
  • 再生リスト
  • 関連動画
  • 動画カード
  • YouTube広告
  • YouTube検索 など

最も多い流入経路が知れるのはもちろん、少ない流入経路も知れるので、幅広い顧客を獲得するためにも少ない流入経路にも力を入れると良いでしょう。

おすすめYouTube分析サイト/ツール

YouTubeアナリティクスを活用した分析に慣れてきた方は外部ツールを活用して更なるYouTube分析を進めていくこともおすすめです。

分析ツールによってはYouTubeアナリティクスでは所得できない項目や数値をまで確認できるものもある為、各ツールを掛け合わせて分析することも可能です。

ここではおすすめのYouTube分析ツールをご紹介していきます。

・おすすめYouTube分析ツール【無料編】

・vidIQ

まず最初のご紹介する無料のYouTube分析ツールはvidIQです。

vidIQはGoogle Chorome及びFire Foxブラウザ向けの拡張ツールです。

vidIQはチャンネル全体でなく、動画コンテンツそのものを分析するのに特化したツール。

「vidIQ Score」という独自の指標でSEOや動画コンテンツの指標を100点満点で表示します。

競合する動画で高く評価されているものを分析することでどのような要素を動画に取り入れるべきなのかを予測することができます。

・NoxInfluence


出展:NoxInfluence
無料のYouTube分析ツールの中で「NoxInfluence」は非常に多機能で便利なツールです。
NoxInfluenceはチャンネル全体を分析することで登録者数・視聴回数・全体的な傾向をビジュアライズすることが可能になっています。

NoxInfluenceの有効な活用方法は競合分析。
自身のチャンネルだけでなく他のチャンネルの分析も可能になっている為、自社チャンネルと競合チャンネルとの傾向の違いを分析し運用方針に活かしていくことができます。

競合チャンネルの分析を行う際には登録者数や視聴回数の推移だけではなく、リーチしている視聴者層や想定収益などまで閲覧することが可能。
あくまで想定の数値分析となりますが、チャンネル初期のKPI設計などにも利用することができる便利なツールです。

・おすすめYouTube分析ツール【有料編】

・AZTECA


出展:AZTECA
AZTECAはYouTube SEOの分析を詳細まで行いたい方におススメの分析ツールです。
自分自身のチャンネルに加えて競合チャンネルのYouTube内でのキーワード毎の検索順位の把握が可能になっています。

絶対に獲得したいキーワードがある、YouTube SEO対策の結果をモニタリングしたいという方にとっては非常に有効なツールとなっています。

無料版のプランも用意されているのでテスト的に利用してみることもおススメです。

・kamui tracker


出展:kamui tracker
ビジネス目線でYouTubeチャンネルを成長させていきたいという方にはkamui trackerは非常におススメなツールです。

国内最大級の動画SNSデータ分析ツールとしてチャンネルの企画から運用にまで役立つ情報を提供してくれる本ツール。
企業とYouTuberのタイアップ動画を検索できる「商品動画検索機能」という機能を利用することでチャンネルのタイアップメニューや営業等にも活かすことが可能になっています。

デメリットとしては利用にはある程度のチャンネル登録者数が必要となり、全ての方が利用できる訳では無いというポイントとなります。

他人のYouTubeチャンネルを分析するツール

自社のYouTubeチャネルだけではなく、他人のチャンネルも分析できるツールがあります。

他人のYouTubeチャンネルの良い点を参考にすると、自社チャンネルの向上にも役立つでしょう。

他人のチャンネルも分析できるツールは、以下の通りです。

  • NoxInfluencer
  • SOCIALBLADE
  • vidIQ
  • TUBERS

中には、自社チャンネルと他人のチャンネルの総再生回数やチャンネル登録者数をなどを、簡単に比較できるものもあります。

企業チャンネル全体との比較や、同じ商品やサービスを扱っている競合チャンネルとの比較など、ジャンルを絞って比較していくと自社チャンネルの弱点が浮き彫りとなる可能性があります。

YouTubeチャンネル分析ポイントまとめ

YouTubeチャンネル分析ポイントまとめ

YouTubeチャンネル分析ポイントまとめ

YouTubeチャンネルは自社で“放送局”を持ったのと同じくらいの価値があります。自社の魅力や伝えたいことを自ら企画し、情報発信できるからです。ただし、勘違いしてはいけないことがあります。それは、情報は受け手に満足してもらって初めて価値があるということです。

「素晴らしい動画できた」「わが社の想いが見事に反映された動画になっている」。

社内でどれだけ満足していてもユーザーに評価されなければそれは自己満足でしかありません。マーケティングの観点からはこうしたことのチェックは思った以上に難しいものです。なぜならデータが少ない場合が多いからです。外部の声を聞くにしても本音はなかなか言ってもらえなかったりします。

その点、YouTubeアナリティクスは非常にドライです。いいものはいい。ダメなものはダメ。至ってクールにデータで明確に示してくれます。例えば視聴維持率をチェックすれば、一番見てもらいたかった場面が実は離脱の元凶になっていた。人気動画の項目では社内満足度ナンバーワン動画がユーザー人気最下位ということも躊躇なく示してくれます。

結果は感情で受け止めるのではなく、改善のために活かす。それがYouTubeチャンネルを分析する上での最も大切なスタンスであり、やる意味。そのことをしっかりと認識して分析に取り組み、結果と向き合うようにしましょう。

こちらの記事を参考にYouTubeアナリティクスの見方や分析方法の参考にしてみてください。

本記事ではYouTubeチャンネルの分析に関して基本的なポイントを解説しました。

本記事を読んで「YouTubeチャンネルの分析を行いたい」と考えている、あるいは「YouTubeを分析しているけれど事例のように成果がでない」と悩んでいる運営者さまも多いはずです。

実際にYouTubeチャンネルの運用を成功に導くためには行うべきステップが複数存在します。

運用するYouTubeの方向性・戦略の策定などベースとなる部分からチャンネル開設・実際の設定、そして根幹となる動画コンテンツの制作。
実際に動画がアップされた後はアナリティクスの分析から運用改善など。

YouTubeに関する専門知識を持っていない状態で目的に沿ったYouTubeマーケティングを成功させることは至難の業だと言えます。

YouTubeチャンネルの成長を目指す際、まずはYouTubeマーケティングを専門に活躍する企業に相談するというのは有効な手段です。

本記事を執筆した株式会社TUUUBEはジャンルを問わず数々の企業のYouTubeチャンネルを立ち上げから運用まで支援する実績のあるYouTube運用支援会社です。

YouTubeに特化したプロフェッショナルによる運用実績と、国内最大級のYouTubeニュースメディア「LogTube」の運営を通じて日々収集されるYouTube関連の最新情報を組み合わせることで企業のYouTube活用を数多く支援しています。

「YouTubeチャンネルの分析を行いたい」「YouTubeを始めたが思うようなマーケティング効果が出ない」

このようなお悩みを持ったYouTubeチャンネルの担当者さまは、以下フォームよりまずは株式会社TUUUBEにお気軽にご相談下さい。

YouTube・動画制作のことならお気軽にご相談ください!