大手クレジットカード会社「クレディセゾン」の社員でありながら、堅いイメージのある金融業界では異例の「社員YouTuber」として活躍中のサイソンKAZUYAさん。
YouTubeチャンネル「サイソンKAZUYA」は、カタールW杯日本代表の前田大然さんなど超有名アスリートや著名人との対談動画で注目を集めています。
なんと1動画で200件超えのカード獲得をしたエピソードや、週1で美容室に通うほどの美容男子っぷりなど、取材チームを驚かせてくれたサイソンKAZUYAさんの読み応えたっぷりのインタビュー、ぜひご覧ください!
サイソンKAZUYA さんプロフィール ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1986年千葉県生まれ。日本体育大学在籍中、アルバイトで働いているときにセゾンカードの紹介件数を年間2,000件達成する。2011年に入社。営業一筋で成果を出す。2020年、社内ベンチャープログラム「SWITCH SAISON」に応募し、YouTubeチャンネルの開設を提案。215件の中から勝ち抜き、現在、社員YouTuberとして活動している。趣味は筋トレで、毎朝ジムに通いトレーニングしている。休日は子供と遊ぶのが何よりの楽しみ。
金融業界初のYouTube成功事例として
ーLaboTube編集部(以下:編)「本日は、金融業界初の社員YouTuberとして活躍する日常や、カード営業について、セゾンカードの知られざるメリットなど、あらゆるテーマについてお聞きしたいです」
サイソンKAZUYA さん(以下:サ)「意識したことはないのですが、金融業界で初めてらしいですね。僕はNG質問がまったくないので赤裸々に答えていきますよ!」
コロナ禍で投稿した動画が大反響!200件の問い合わせを獲得
ー編:さっそくYouTuberになった経緯をお聞かせいただけますか。
サ:元々僕は、プラチナカードの営業を担当していたんですが、コロナの影響でお客さまと直接会うのが難しくなりました。会う以外の営業手段を考えたと「SNSだ!YouTubeがいい!」と思いつきました。それに、お客さんとの会話中で「クレジットカードと税金の関係性」って知らない方が多かったんです。だから「クレジットカード→税金」の内容で発信すれば、興味を持ってもらえるだろうと動画内容もすぐにひらめきました。
ー編:そこからどのようにコンテンツ化を?
サ:YouTuberで有名なヒロ税理士にすぐに電話して「私と一緒にYouTubeを撮りましょう!」と飛び込み営業しました! 私はいつでもどこでも飛び込み営業しますよ! 先入観とかは一切持たないんですよ〜。その方のチャンネルに僕が出演したら、想像以上に反響がありました。たった1動画で、200件超えのカード獲得につなげることができたんです。
ー編:200件超え!? すごいですね。動画内容の目の付け所も光っていますね。
サ:何度かヒロ税理士のチャンネルで対談をしましたが、個人でもYouTubeチャンネルを作るべきだと確信したので、「SWITCH SAISON」という誰でもやりたいことを提案できる社内制度を利用して「私は社員YouTuberになる!」と提案しました。
社員がYouTubeチャンネルをやっていい時代
ー編:「SWITCH SAISON」は総応募数どのくらいだったのでしょうか?
サ:215件ほどだったと記憶しています。「YouTubeなんかでカードの契約は取れない」といった意見も耳にしましたが、僕は自分が「やりたい」と思ったことはやり切りたい性格なので、マイナス意見はまったく気になりませんでした。
「サイソンKAZUYA」チャンネルの名前の由来
ー編:バイタリティを感じます! 「サイソン」という名前がついた理由を教えてください。
サ:SAISONをカタカナ読みするとサイソンで、学生さんたちがTwitterで「サイソンカード作った」と言い間違えていたり、あとは社用のアドレスをお客さまに電話で伝えるとき「アルファベットのS-A-I-S-O-N-でサイソンです」って言っていたりしていて。
それに検索メディアに「サイソン」って打つと、セゾンカードが一番上に表示されるので勝手にSEO対策されてるんです!
金融業界のYouTubeチャンネルとして成功した理由3つ
つづいてYou Tubeチャンネル「サイソンKAZUYA」の成功の秘密を深ぼってみました。
1.コンテンツ力の高さ
ー編:サイソンさんのチャンネルは著名な方がたくさん出てきますよね。
サ:セゾンカードは、芸能人やスポーツ選手の方々にも愛用いただいているんです。せっかく社員YouTuberとしてチャンネルをやれるなら「ザ・企業チャンネル」ではつまらないじゃないですか。僕の人生経験から何をアウトプットできるだろうかと考えたときに、アスリートや芸能人の皆さんと話すなかで学んだ「人生のエッセンス」を伝えていきたいと思いました。
2.やる気と愛社精神
ー編:チャンネル登録者数が1万人を超えそうですが、ここまで伸びた理由ってご自身ではどうお考えですか?
サ:愛社精神ですかね。ありがたいことに最近は「起業して個人でやってみたら?」と意見をいただくこともあるんですが、僕はずっとクレディセゾンが好きで、愛社精神は誰にも負けないと思っています。それに「クレディセゾン社員・サイソンKAZUYA」だから会える人や、行ける場所がたくさんあるんです。これが一個人としてだったらこんなに素晴らしい人たちにはお会いできてないと思います。
3.社内での制作体制
ー編:現在、どのように動画を制作しているのでしょうか?
サ:「You Tubeチャンネルをやる!」と旗振りしたときに「サイソンKAZUYAチャンネルの編集をしたい!」とチーム外から手を挙げてくれた女性社員がいて、その社員といっしょに内製でしています。
金融業界でYouTubeチャンネルをやるリスク&デメリット
メリットだけではないYouTubeチャンネル。社員YouTuberとしての経験からリスクについてもお聞きしました。
1.アンチコメント
ー編:メディアに出演されるようになって、一部で傷つくコメントはありませんか?
サ:マイナスなことを僕に対して思ったり言ったりする人はいるかもしれないですけど、逆にそれがエネルギーに変わりますね。マイナスなことを言う人は、僕のことが少し気になってると思うので、逆にありがたいと言うか。僕ってスーパーポジティブなんですよ。
2.企業の看板を背負うということ
サ:とはいえ、社員としてYouTubeチャンネルをやる=「クレディセゾン」の看板を背負うことでもあるので、発言や行動には細心の注意を払っています。社員だけではなく、お客さまやお取引のある企業などステークホルダーに迷惑がかからないよう、これからもチャンネル運営をしていきます。
金融業界のYouTubeチャンネルの運用目的&メリット
つづいて、YouTubeを運用していてよかったことや想定外の効果についてお聞きしてみました。
1.企業の認知拡散
ー編:立ち上げ当初と今ではYouTubeをやる目的に変化はありますか?
サ:きっかけは「コロナ禍での新たな営業ツール」でしたが、今では「金融業界にこんなおもしろい奴がいるんだ」とか「カード会社の社員がなぜ有名アスリートと対談してるんだ」とか、多くの人に「なぜ?」や興味を持ってもらいたいと考えています。セゾンカードを持っていただけたらもちろん嬉しいですが、僕を入り口として「クレディセゾン」を世界中の方に知ってもらいたいです!
2.カードの宣伝
サ:とはいえ、実際にYouTubeを見て、僕のお客さまになっていただいた方もいらっしゃるので、その方々にもっと満足していただけるようなカードの良さだったり使い方だったりをお伝えできる動画も今後考案していきます。
ー編:確かに、社員さんだから知っているセゾンカードの良さとか知りたいです!
サ:それでは、少しここで宣伝を(笑)。
「SAISON CARD Digital」が現在お得なキャンペーン中で、このカードは支払い時のサインや暗証番号の入力などが不要なタッチレス決済の機能も搭載されています。お買い物先で「あ、やばい!現金忘れた」といったときでも最短5分でデジタルカードが発行できるんです。
キャッシュレス時代な今、スマートにかっこよく支払いできるのはいいなと思いますね。それに、セゾンは優待や特典も充実しているんですよ。営業チームが日夜、お客さまに喜んでもらえるような優待を探してアプローチをかけています。
「SAISON CARD Digital」の入会はこちらから
3.企業の採用活動
サ:思いがけず「YouTubeをやっていてよかった」と思ったのは、僕のいるチームに「サイソンさんのYouTubeチャンネルを見て入社しました!」という方が入ってきたことですね。一般的な金融業界のイメージって「真面目」「堅い」「規模の大きい会社」という感じかもしれませんが、クレディセゾンは僕のようなアツい人間を歓迎してくれる場所です。何かチャレンジしたいと思った人は勇気を持って入社志願して欲しいですね。
金融業界のYouTubeチャンネルの展望
ー編:今後チャレンジしたい企画や、注目ポイントを教えてください!
サ:今撮っている「ライザップゴルフに2か月間通って、スコア100を切る」っていう動画はおもしろいです。アスリート対談動画だけではなく、今後は僕個人の仕事の取り組み方や営業の姿勢といったパーソナルな部分も見せていけたらなと。枠を狭めず、できることはどんどんやりたいのでリクエストがあったらコメントお待ちしています。
セゾンカードを世界中に広めたい!
ー編:最後に普段YouTubeを見ている方や、セゾンカードに興味を持っている方にメッセージをお願いします。
サ:僕はクレディセゾンを心から愛しているので、まだ持ってない世界中の方に、セゾンカードを持っていただくことが目標です! 僕のYouTubeチャンネルがそのきっかけになればと思っています。
ー編:ありがとうございました!
YouTube活動のきっかけ、目的や行動の先にある思いまでインタビュー中の熱量から、サイソンKAZUYAさんのエネルギーの高さをビシビシ感じました。また、YouTube×金融業界の可能性を無限に秘めたYouTubeチャンネル「サイソンKAZUYA」から今後も目が離せません。