「自社でYouTube運営をしているけど、なかなか伸びない…」
「再生回数を増やしてファンにしていきたいけど何をすればいいかわからない…」
上記のように、YouTubeチャンネルを運用していると、ひとりでは解決できない問題に出会うことが多いですよね。
そこで今回は、YouTubeマーケティングに精通し、現在YouTubeチャンネル11万人を超えるパパさんに、自社のYouTubeチャンネル運用で一番悩んでいるポイント5つを質問してみました!
パパさんのプロフィール
パパさんの経歴
YouTubeにPhotoshopの作品メイキング、チュートリアルを中心に投稿しているフリーランスのクリエイター。
複数の写真を使い1枚のアート作品を作るフォトマニュピレーションの動画は200万回再生をこえ、現在チャンネル登録者数11万人を超える。
映像制作者として勤務後、デジタルハリウッド福岡校で3DCGを学び、その後、2017年にフリーランスとして独立。
グラフィックデザイナー、講師としても活動を広げ、著書に『ノンデザイナーの為のPhotoshop写真加工講座』(玄光社)、『動画でわかる! 1週間のPhotoshop入門 作品づくりをなぞって身につく基本スキル』(インプレス)。
またAdobe Japan Prerelease AdviserとしてPhotoshop web版の開発にも携わる。
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本日聞いていきたい一問一答の11個です。
- 再生回数を獲得するために動画作りで心掛けていることは?
- 視聴維持率を高めるために今すぐできる努力を教えてください
- 今からチャンネルを開設するならどんなジャンルに取り組む?
- YouTube運用の戦略ってどう立てればいい?
- クリックされるサムネイル画像の条件って?
- YouTube運用と相性の良い商材ってどんなもの?
- YouTube運用の戦略ってどう立てればいい?
- クリックされるサムネイル画像の条件って?
- クリック率の高い動画タイトルの要素は?
- 企業がYouTubeをやる意味ってなに?
- 企業がYouTubeを成功させるために必要な条件とは?
それでは早速、一問一答開始です!
YouTubeマーケティング一問一答【11問】
再生回数を獲得するために動画作りで心掛けていることは?
再生数に関してはトレンド、サムネイルとタイトル。
またキーワード選びに気を付けタイトルだけでなく動画説明欄にもキーワードを含むことで検索流入を増やす工夫をしています。また視聴者とのコミュニケーションも大事にしています。
僕の人気動画は声も顔もテロップもない作品のメイキング動画ですが視聴者とのコミュニケーションをとるため作品に視聴者のコメントを映すなどの演出をいれて視聴者との交流を図っています。
YouTubeチャンネルの登録者数を伸ばすために必要な期間は?
意図せずバズればすぐにでも伸びる可能性はありますが個人的には毎週2本ほど投稿していって早ければ半年~1年くらいだと思います。
視聴維持率を高めるために今すぐできる努力を教えてください
視聴者維持率は「動画の面白さ」の指標なので動画の企画が重要になってくると思います。
「面白さ」はエンタメ的な面白さだけではなく「役に立つ」という意味で重要です。
「笑える面白い動画」を作るのはハードルが高いかもしれませんが「視聴者が現在悩んでいることを解決する動画」だとわかりやすいかもしれません。
まずは自分の動画で視聴者のどんな問題を解決できるのかを考えるのはいいと思います。
YouTubeの広告収入が高くなるジャンルは?
僕は100万回再生を超えるエンタメ寄りの動画もありますが長期的に見てハウツー系の動画のほうが収益の単価は高く、また長期的に再生されるので収益性は高いです。
このように多少情報が古くなっても視聴者の問題を解決する動画は収益につながりやすいです。
今からチャンネルを開設するならどんなジャンルに取り組む?
無理に伸びるジャンルに方向をあわせるよりも自社がなぜYouTubeをやるか、自社の動画で視聴者に何を感じてほしいかのほうが大事だと思います。
そこから人気のあるジャンルの要素を組み込むのがいいと思います。
YouTube運用と相性の良い商材ってどんなもの?
自社のターゲット層によりますがオンライン教室などは相性がいいと思います。
YouTube運用の戦略ってどう立てればいい?
ターゲットや競合などのリサーチはもちろんですが、何を目的にYouTubeを運用するかが大事です。
自社の認知を広げたいのか広告収入を増やしたいのかでは運用方法は変わってきます。
目的によってはチャンネル登録者数はそこまで重要ではないこともあると思います。それと企業の場合、方向転換や撤退するタイミングも考えておいたほうがいいと思います。
クリックされるサムネイル画像の条件って?
ストレートにわかりやすい内容が一番だと思います。動画の内容と差がありすぎるサムネイルは評価を下げてしまいます。
クリック率の高い動画タイトルの要素は?
重要なキーワードほど出来る限りタイトルの前に持ってくるようにしています。
あまり長いとYouTubeで表示されない部分がでてきます。他にも「5選」など数字は人気ですしタイトルに複数の翻訳を設定するのもいいと思います。
企業がYouTubeをやる意味ってなに?
今後もしかしたらYouTubeが衰退するときがやってくるかもしれません。
それでもYouTubeにとってかわる何かが出てくると思います。「今更YouTube」と言われるかもしれませんがYouTubeを本気で運用する経験こそが企業にとっての価値になるのではないかなと思います。
企業がYouTubeを成功させるために必要な条件とは?
一番は顧客(視聴者)の役に立つことを考え発信しつづけることです。
色々とお応えしてきましたが本当に視聴者の役に立つコンテンツであればジャンルなどは関係ないと正直思っています。
以上、いかがでしたでしょうか?
この一問一答シリーズでは、YouTube運用におけるプロフェッショナルのみなさまにYouTube運用の疑問をぶつけ、回答の中からベストプラクティスを見つけていきます。
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最後までお読みいただきありがとうございました。